日々草(ニチニチソウ)はビンカという名前で販売されているところもあります。
キョウチクトウ科の多年草です。
日本の気候では、冬を越せないので一年草として販売されています。
冬場、気温が10℃以下になる頃に室内に入れてあげると冬を越せ、翌年も咲かせることができます。
原産地は、マダガスカルやスンダ列島などの熱帯~亜熱帯などの暖かい地域です。
矮性、高性、這い性の3タイプがあるので、植える場所によって選ぶといいと思います。
近年は花形の改良がすすんで、フリンジ咲きや風車咲きなど色々な花形が出てきています。
あまり土質は選ばないので扱いやすい種類だと思います。
高温と日光を好むので、暑い夏の花壇や寄せ植えには最適です。
加湿や蒸れには弱いので、水を与えすぎないよう風通しなどに注意して育ててください。
肥料も適宜与えますが、濃度が濃いと根が傷みやすいため1回に与える量に注意してください。
種類にもよりますが、生長すると草丈は50cmほどになります。
5月~11月にかけて花を長期に楽しめます。花色も色々出てきているので、お好みのお花を選ぶといいですね。
日照時間が少ないと花付きが悪くなったり、株が小さくなったりしますので十分に日光があたるようにしてください。
泥はねで茎や葉が汚れると、病気の原因になります。
鉢植えの場合は、土が跳ねないように直接鉢を置かないなど気を付けるといいです。
あとは水やりをする際も泥はねがしないように気を付けましょう。
日々草は、開花から2日~3日で花が終わります。
落ちた花は早く片付けないと、カビなどの原因になります。
開花後お花が落ちるのは早いですが、次々と咲くので安心してくださいね。
開花期は適宜肥料を与えましょう。