ペンタスは熱帯が原産のお花です。
本来は多年草ですが、冬越しが難しいため日本では一年草扱いになっています。
原産地では何年も育ち、低木になるものもあるそうです。
日本では様々な園芸品種が販売されていますが、その小さな花が花火が開いたように咲く様はとても可愛らしいです。
ペンタスのお花をよく観察すると、花弁は5枚で星形。花の時期も長く、5月頃からシーズンが始まり暖かい地域だと11月頃まで花が楽しめます。
ペンタスは熱帯の植物であるため、暑さや乾燥には強いですが過湿が苦手です。
水はけのよい土に植え、水やりの頻度などにも注意しましょう。水をやりすぎると、過湿で根腐れを起こします。
また、ペンタスは日光をよく好みます。日当たりの悪いところに植えると、花付きが悪くなり徒長する原因となります。
ただし、暑い地域だと直射日光に当てすぎると株が弱ることもあるため様子を見ながら半日蔭に移動するなどした方がいいでしょう。
ペンタスの花は次から次へと咲きます。咲き終わった花がらはこまめに切ってあげるといいです。
花をそのままにしておくと種をつけてしまうため開花期間が短くなります。
花がらを摘むことで脇芽も増えて、花数も増えていきます。
ペンタスは日本で「クササンタンカ(草山丹花)」と呼ばれることもあります。